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経年変化 [整備]

私のクルマは日本正規輸入C4ピカソでは最も古いクルマの一台です。
年月とともにどういう変化があるかは、私が話しておかなければならないこと
の一つかもしれません。

実は今度乗るクリオで気になったことが、やっぱりピカソにもあることが
確認できました。これはヴァナゴンでもそうでした。

それは欧州車を日本で使用した際に多く見られる現象です。

内装に使用されるプラスチック部品の「ベタつき」。

たとえばエアルーバー周りのプラスチック部分やオーディオ蓋は
はじめからやや引っかかりというかゴム引きのような滑りにくい
塗装がしてあります。
私のクルマではドアに近いルーバー上部。丁度エアの風量を
調節するダイアルの上辺りがべとつき始めており、指でなでると
消しゴムカスのように取れてきます。

ああ~ピカソよ、お前もか~(@_@;)
208.jpg
ピンボケで良くわかりませんね(^^ゞ

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コメント 5

H of Neysha Blue

おそらくラバーコーティングの経年劣化でしょうね。所謂ラバータッチという、滑り止めを兼ねて高級感を醸し出すコーティングで、自動車部品のみならずPCのマウスやカメラのグリップ、高級筆記具など随所に使われています。

紫外線や高温、皮脂、湿気、酸素、オゾン、外力などが作用しゴム成分(他樹脂との混練もありますが)の高分子鎖をじわじわと切断していって低分子量化してゆく過程で、被膜の強度が損なわれて脆くなったり、白い粉を吹いたようになったり、あるいはべとべとと油状の粘着性を帯びてきたりしますが、どのような性状変化をしてゆくかは置かれている環境に大きく依存します。よって、耐久年数云々は推定しがたいのですが、常用環境で1~3年程度でべたつきが観られた事例がある一方、17年を経てもまだ正常に近い(表面がやや硬くなっている程度)事例も知られています。

外観的には、手や指が触れる部位が他よりも先行して劣化が進行しやすい傾向があります。これは、皮脂や爪先での摩擦力の存在が被膜劣化のきっかけになっていると考えられます。
by H of Neysha Blue (2010-02-15 21:30) 

mamu

いわゆる加水分解ですか。
他のところはまだサラサラですから、やはりよく触るところから劣化するんですね。湿度の高い日本で使われる欧州車では良く見られるのですが、色んな環境で使われるクルマなのに、未だに改善されていないというのは、どういうことでしょうね。対策はどうしたらよいのか・・・。でも高分子の鎖が次第に安定的な分子量になろうとしていくわけなので、どうしようもないんですよね~。はじめから材質を変えて貰うしかないのか。なーんか残念な気がする・・・(ーー;)
by mamu (2010-02-17 05:55) 

H of Neysha Blue

加水分解は、ポリエステルとかポリウレタンがその対象となり得ます。ゴムの場合はむしろ分子鎖分断に近い。ここで、細切れされると油状になってべとつき、粗切りされるとポロポロと割れるようになるわけです。それは環境に依存します。高分子量であれば耐油性もあるのですが本質的には親油性成分ですから劣化が進行すると皮脂などを含んで膨潤しますますもろくなってゆきます。似たような事例は、輪ゴムの生涯を思い起こしてください。

理屈はともかく、ユーザーレベルの対処としてはそのまま我慢するか剥がして再塗装するかしかありません。たいていはクレーム交換できる年限が過ぎているでしょうし。

メーカーは促進耐候試験をしているのでしょうが、使用環境すべてを再現はできません。車造りについては欧州と日本の気候の違いや交通事情の違いから日本ではミスマッチなところがよく見うけられます。特に融氷剤とか雨による金属部品の腐食であるとか、ウィンドウに接する革張りの老化・腐、ATの変速プログラムなど。なかなか要求が厳しいとは思いますがね。保守的に、簡素な仕上がりをよしとしますかねぇ。


by H of Neysha Blue (2010-02-17 07:00) 

mamu

プラ部への塗装の材質は何なのでしょうね?
ゴムとは思えないのでウレタン系のような気がしますが、わかりません。それにしても、ピカソもこの現象が出るとは・・・少々ショック。もしかしたら劣化を遅らせる手立てもあるのかもしれませんが、もう遅いか~。それ以外のところでは目立った劣化はありません。初めの6ヶ月点検で内装のはがれやキズのあった部分はパネルごと取り替えてますので、なかなか綺麗です。カーゴルームは正に物入れになってましたのできちゃないですが(^^ゞ

by mamu (2010-02-17 21:04) 

H of Neysha Blue

少々専門分野のぬかるみに脚を突っ込みつつあるような気がしないでもありませんが・・・。コーティング素材の正体は、赤外線吸光分析などいくつかの分析手段を使えばおおよそ知ることができます。ラフで良ければ少し削り取って燃やしてみることです、燃え方や煙・煤の状態、臭いなどでおおよその見当を付けることができます。

自動車塗装の場合、多くは耐候性に優れる完全無黄変型アクリル変性ポリウレタン樹脂が使われます。さらに表面被膜の性能を上げるためにトップコートにフッ素樹脂やアクリルシリコーン樹脂がコーティングされる事もあります。また、内装部品の一部には爪先の擦り傷を自己修復してゆく変性アクリル樹脂が使われたり、UV硬化性のアクリル樹脂がコーティングされることもあります。また、合成ゴムやゴムに似たエラストマーが弾性塗装として用いられる場合も在ります。ようするに、現代はそれほどに多様な素材・材料が使われうるということなのですが、長期間の実績があって挙動が確認されているものは意外に少ないということもまた事実です。

いずれそのようになることがハナからわかっているならば、新車のうちに硝子コーティングなどの強靱な保護被膜を作ってやればいいのですが、当然美観が変わりますし、メーカー保証からはずされますよね。下地との相性によっては被膜の密着性の問題も起こり得ますし。

ちなみに、劣化が進行中の部分に上塗りすると往々にしてその溶媒に侵されてシワシワのリフティングを生じがちです。本格的にきっちり初期塗膜を落としてから塗装しなおすか、せいぜいタイヤ用の水性ワックスなどを薄く塗ってべたつきを感じにくくする程度にとどめるのがベターでしょう。後者の厚塗りは禁物ですが・・・。
by H of Neysha Blue (2010-02-17 23:14) 

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